積読ダイエットチャレンジ(残1519冊)

日々積み上がる積読メタボを2030年までに解消するレコーディング読書ログ

2021年11月に買った本(16)・読んだ本(11)↑5冊増量

2021年11月に買った本(16)

 

Kindle】『ほんとうのアフガニスタン中村哲

はてなブックマークの記事でおすすめされているのを見て購入。中村哲氏の記事は過去に何度か読んだことがあったし、訃報の記事も読んでいたけど、ここで紹介されているような何でもやる「問題解決能力」の高い人というイメージは無かったので俄然興味を感じた。こういう泥臭いことをいとわない実行力の高い人は好きだ。憧れる。

blog.tinect.jp

 

Kindle】『生きのびるための流域思考』 岸由二

Kindle】『首都水没』 土屋信行 

水辺の街を舞台にTRPGのシナリオを書いているのだが、仕掛けの一つとして出したい水門や暗渠など河川工事について基本的な知識が足りないためリアリティのある描写ができない。全般的な教養を高めるために購入。

 

【ソフトカバー】『謎検 日本謎解き能力検定 過去問題&練習問題集 2017』

ピョコタンチャンネルの交流会で紹介されていたので購入。Kindle版もあったけど、レビューにKindle版では解けない問題があると書かれていたので単行本版を入手。

 

Kindle】『池波正太郎鬼平料理帳』佐藤 隆介

池波正太郎の料理描写は好きだし、過去に著者のグルメについてのエッセイ本も買っているのでAmazon検索していてたまたま目に付いた本書を購入。ちょうどいま魚柄仁之助の「ひと月9000円の快適食生活」を読んでいるので、また料理本熱が高まったというのもある。レシピには興味がないのだけど、料理にまつわる文化を感じられる本は好きで面白そうなものはつい買ってしまう。

 

【文庫】『ムツゴロウの放浪記』畑正憲

【文庫】『ムツゴロウの青春記』畑正憲

【文庫】『ムツゴロウの大悦声』畑正憲

はてなブックマークでムツゴロウさんのインタビュー記事がバズっていたので、そういえばすごい破天荒エピソードの持ち主だったなぁと思いアマゾンで著作を検索したところ、ほとんど電子化されていない様子。その中で評判の良いものを購入してみた。

bunshun.jp

 

【単行本】『銭の花 上』花登 筐

【単行本】『銭の花 中』花登 筐

【単行本】『銭の花 下 1』花登 筐

【単行本】『銭の花 下 2』花登 筐

【単行本】『銭の花 下 3』花登 筐

【単行本】『銭の花 下 4』花登 筐

ドラマ「細うで繁盛記」の原作。

ja.wikipedia.org

女性が女手ひとつで商売で成功すると「細腕繁盛記」と形容されたりすることがあるが、その起源になったドラマと思われる。「細腕繁盛記」という表現がそれ以前からあったのかよくわからんけど、少なくとも人口に膾炙するようになったきっかけの作品であることは間違いない。ドラマは未見だが同原作者の『どてらい男』がどえらく面白かったので、女版どてらい男のようでもある『銭の花』に興味深々であった。電子化されたら絶対買おうと思っていたんだけどいつまでたっても電子化される気配が無いのでタイミングで古書を購入してしまった。全六冊。また積読山脈がプラス成長してしまう。それにしても上・中・下1・下2・下3・下4ていう巻数カウントは控えめに言っても異常。どういう事情?

 

【単行本】『シナリオの技術』新井一

「シナリオセンター」で検索したら「意味ない」が検索候補にあがったのでそれで検索するとトップに表示されたのがこのページ。面白い。毎回課題提出する人少ないんだなぁ。もったいない。それは確かに意味ないわ。

kotatsumegane.blogspot.com

そこでおすすめされていたので購入。残念ながら電子書籍版は無し。

 

Kindle】『Lassie Come Home』

Jack LondonのWhite Fangを読んでいて、動物モノの良さを再確認した。読んでいるとコリー犬が出て来たので、こどもの頃に一瞬だけ見てドハマりした名犬ラッシーを思い出した(ちゃんと見たことは無い)。調べると原作があるらしい。Kindle版が安かったのでポチる。コリーめちゃめちゃ飼いたかったなぁ。

 

2021年11月に読んだ本(11)

今月は買いすぎた。積読山脈が5冊もプラス成長。読破数を稼ぐために漫画を多めに読んだけど追いつかず。「銭の花」6冊が無ければギリ積読山脈のマイナス成長を継続出来てたんだが仕方ない。こういう月もある。現在の生活では無理しても月10冊くらいが読破量の限界らしい。これ以上読むには何かを犠牲にしないといけないし、もう買うのを我慢するしかなさそうだ。

 

Kindle】『ぼくは任天堂信者2』ピョコタン

★★★☆

Kindle】『ぼくは任天堂信者3』ピョコタン

★★★★

9月くらいに「漫画家兼底辺Youtuber」のピョコタンにはまり、漫画作品を何冊か購入した。一番最初に読んだのは押切蓮介との共作同人誌(ネーム:ピョコタン、作画:押切蓮介で原作ネームも収録)。これが非常に面白くて、ピョコタンの漫画に対する期待値が上がった。しかしながらこのシリーズ「ぼくは任天堂信者」の第一巻、いつも氏が動画で「ぼくはピョコタンという名前でこういう漫画を描いている者でーす」と自己紹介する時に見せているあの赤いカバーの作品『ぼくは任天堂信者1』は、率直に言ってイマイチだった。動画ではあんなに面白いのに、である。ピョコタンの漫画に少しガッカリしてしまったため、2巻を読む手が進まなかった。私が1巻をイマイチと感じた根本的な原因は、たぶん尺が短いことにある。尺が短いためストーリーがどうしても単純になり、そこから繰り出されるオチも安易になりがちになる。動画でのピョコタンは何をしても悪びれず、決してポーズ以外での自己卑下をしないのだが、1巻に収録されている漫画では安易な自虐で話を締めることが多かった。ただこれは動画のピョコタンを見ていなければそこまで気にならなかったかもしれない。また初期作ということもあるだろう。で11月に入り、また本を買ってしまったため、積読を崩すためにラクに読める漫画を読もうと「ぼくは任天堂信者2」に手を付けたというわけだ。前振り長い。しかしこの2巻は1巻より遥かに面白かった。内容的には2巻が2013年~2015年くらいのピョコタンの行動を漫画にしたもので、3巻がそれから2017年くらいまでの行動を漫画にしたものになっているのだが、1巻からの大きな改善点は尺がより長くなったことと、安易な自虐オチに走らなくなったことだろうか。もともとピョコタンの行動自体が面白いので、漫画もフツーに面白い。ただ同じネタを動画でも料理しているので、そちらと比べると漫画版にはピョコタン本人の表情や話し方が生み出す微妙なニュアンスが欠けているように思われる。若干平板に感じる部分があるかもしれない。漫画も決して悪くないのだが、ピョコタンが漫画家という肩書は維持しつつも、より少ない労力で、よりリアリティのある面白さが出せて、しかもより広いオーディエンスにリーチできるYoutubeにリソースを多く割くのはむべなるかなという感じ。

 

Kindle】『ルルとミミ』萩尾望都

★★★

これは多分『一度きりの大泉の話』が出た時の書評記事を読んだのがきっかけで購入。その後萩尾望都を検索してひっかかったEngadgetの記事を読んでいたら唐突に「ポーチで少女が小犬と」という短編についてのやりとりが出てきて、何か面白そうなので同作品が収録の本書を購入。少女漫画は少年漫画に比べて読み切りが非常に多い印象がある。それだけに埋もれている名作も多いだろうし、萩尾望都は短編でも爪痕を残す作家なので期待値は高かった。『一度きりの大泉の話』は重そうなので多分読まない。

japanese.engadget.com

で、件の「ポーチで少女が小犬と」なのだが、正直あんまりよくわからん。当時の少女漫画に対するイメージからすると型破りな作品ではあるのだろうけど、何か深い作品という風には読み取れなかった。表題作を含むその他の作品群も初期短編集ということもあり、絵柄にもモチーフも古さを感じるものが多い。何しろ50年くらい前の作品群なので。当時としては内容的にずいぶん踏み込んだり、型破りだったりするものもあると思うのだが、現代の目線で見ると、あくまで少女漫画という枠組みの中での模索にとどまっているという印象。ただこういう模索の上にその後の漫画の発展があるので、歴史的な評価はまた別にあり得ると思う。個人的に一番気に入ったのは「小夜が縫うゆかた」。母がゆかたにと残してくれた布地を、はじめて自分の手で縫うことに決めた少女が、ゆかたを縫いながら母との思い出をたどる物語。回想で描かれる母親との関係が完全に甘えん坊さんであることが、決して声高に、これ見よがしに描写されない喪失感を倍増させていて胸に来る。また風景や風俗の描写も日本的な情緒を美しく掬いとっていて魅力的。

 

【文庫】『サザエさん うちあけ話 似たもの一家』長谷川町子

★★★★

長谷川町子に若干の興味があり、Amazonレビューも高評価だったので購入。本書はタイトルからもわかる通り長谷川町子の半生記的な「うちあけ話」と四コマ漫画作品の「似たもの一家」の合本。個人的には特にこの半生記部分の「うちあけ話」が非常に面白かった。現代の絵文字みたいな長谷川町子オリジナルの絵言葉がふんだんに使われていて初見では読みづらさを感じたのだが、なんかすぐに慣れた。印象的だったのは母親の存在感。行動力が異常。孟母三遷を地で行くというか、この母にして長谷川町子あり、と言っても過言ではない気がする。長谷川家はかなり裕福だったらしく、家を買ったとか家をあげたとか、会ったばかりの人をおごりで京都旅行に連れて行ったとか温泉を掘ったとか、おそらく当時の常識から考えても規格外なエピソードが出てくる。すごい。家族関係はかなりコミカルに漫画的に昇華されて描かれているけれど実際はどうだったのか?母親と三姉妹の人間模様なんかNHKの朝ドラにうってつけじゃないかと思ったのだが、調べたらもうあった。

www2.nhk.or.jp

さすがNHK

カップリングの「似たもの一家」はそこそこ面白いのだが、漫画の面白さより当時の世相を映した風俗資料としての価値がに目が行ってしまった。個人的にはカヤを丸めて押し入れにしまうことをだらし無いこととした描写が時代を感じて良かった。登場人物の「似たもの一家」は、サザエさんを長い間見ていないのでよくわからんけど、サザエさんに出てくるお隣さんのイササカ先生の一家と同じか、元になったもののように思われる。このゆるい感じもなかなかいい。ただ、正直この2つは別に合本にする必要無かったのでは?とも思う。ページ数足りなかったのかな?

 

【ペーパーバック】『PRINCESS BRIDE』William Goldman

★★★☆

プリンセス・ブライドの映画はアメリカでやたら人気があるらしく、アメリカ人の友達の家にボードゲームを遊びに行った時に、バックグラウンドミュージックならぬバックグラウンドムービーとしてずっと再生されていたのが印象に残っている。私も80年代のハリウッド映画はそれなりに見ている方だと思うのだが、まったく記憶になかったので何の映画か聞き、その折にこの映画のアメリカでの人気を知った。その後別のアメリカ人の友人二人が小説版の貸し借りしており、借りていた方は普段小説を読まないのにやたら褒めていたのが気になったので、返すところをまた借りたという経緯。それがコロナの結構前の話なので2年越しくらいでやっと読了したという次第である。そもそも英語を読むのが早くないというのもあるが、かなり中断期間を挟んでいるのと、物語の構成上、中断を挟みやすいという点もある。物語はつまらなくないのだが、そもそもメインとなるプリンセスの救出物語が小説内小説であり、語り手は「古くて長い」原作を、より子供の興味を引くように再構成するという体で語るので、メインの物語が語られる合間に語り手による注釈や茶々があったり、語り手自信の自分語りや「現実」パートが頻繁に挟まれたりする。読書スピードが削がれる要素が満載なのである。とは言え別にそれが邪魔というわけではなく、いい箸休めになってはいる。ただ小説内物語の舞台となるフロリンという架空の国が、歴史上実在しているという設定の割に、Tongue in cheek的というか、おとぎ話的なので、枠物語となる現実世界パートの、ハリウッド映画産業の下世話なリアリティにまみれた俗な世界観と馴染まない印象を受けた。いや、たぶん馴染みが良すぎて個人的にあんまり好きになれない食い合わせだったと言うべきか。たとえばフロリンが紀元前からの長い歴史を持つシン・イスラエルで、ねちっこい緻密なリアリティで構築されていながら、枠物語の現実パートがナーロッパなみのおとぎの国という組み合わせだったらものすごく楽しめたかもしれない。私はオタクなので。まあ、一言で言うとカラリとしたリア充臭がすごい。最後のネームドロップも感心はした。因みに映画は見ていない。

 

【ソフトカバー】『ひと月9000円の快適食生活』魚柄仁之助

★★★★★

極東ブログの書評で読んだか、単に料理についての本をAmazon検索していて見つけたかのどちらかだと思うが、そんなようなきっかけで購入した記憶。ただ「極東ブログ ひと月9000円の快適食生活」で検索しても該当の書評が出てこないので別の誰かか、単にAmazon レビューの影響かもしれない。レシピ本はそんなに買う気しないけど、料理にまつわる風習やウンチクなどが語られている本は好きで評価が良いとつい買ってしまうという私の習性もある。内容的には一つの食材や日常的に料理する人の生活の知恵などについての短めのコラムが229編も収録された事典的なもの。ちゃんと巻末に索引もついている。ただコラムの文体は全くお堅いところは無く、正に「軽妙な語り口」という感じの口調で、実に手際よく軽くつくれそうな料理やサクッと真似できそうなテクニックが紹介されている。貰い物や安価に入手できたがそのままでは食べ辛い or 廃棄せざるを得ない食材を上手にリサイクルというか、別の食材と合わせておいしくいただくという趣旨のコラムが多い気がした。そのため敢えてその食材を入手してレシピを試してみようという気にはあまりなれない感じ。ただウンチクを読んでいるだけで楽しいし、料理スキルがあると生活が楽しくなるというのがわかる。1997年刊行でもうすぐ25年になるが、内容的にさほど古さを感じないのはデフレで物価がそこまで変わっていないというのもあるだろうけど、エコロジーや節約といった著者の視点が現代でも十二分に通用するのと、現代社会の問題点が1997年時点でだいたいは出揃っていたというのもあるなぁという感想を抱いた。また折を見て読み直したい本である。ただ、もし本書の21世紀版があれば読みたいなぁ、とも思う。どのようにアップデートされているのか、はたまた変わらないのか。まああんまり変わらない気はする。

 

Kindle】『White Fang』Jack London

★★★★★★

ジャック・ロンドンは「The People of the Abyss(どん底のひとびと)」を読もうと思って機会を伺っているのだけど、試しに読んでみた短編集の一発目に収録されていた「Human Drift」がクソ小難しい上に退屈極まりなかった。やばい作家なのかと心配になり著作のアマゾンレビューを読んでたら、本書の評判がかなり良かったので勢いで購入。私は動物モノ好きなので動物モノで評価が良いとすぐポチる癖がある。しかしこれが大正解。もう冒頭の追跡シーンから手に汗握る。二人の男が犬ぞりで雪原の荒野を走っている。男たちを追いかけるのはオオカミの群れ。夜ごとのキャンプで犬ぞりの犬が一匹、また一匹と姿を消す。弾薬は尽きかけているが、まだ町までは遠い。やがて…という導入部のスリルとサスペンスがとにかく最高。タイトルとなるホワイトファングが登場するのはかなり後だし、導入部と本編は物語的な関連性はかなり薄めなのだが、この小説はとにかくつかみが最高だった。これは本当にお手本にしたい。タイトルのホワイトファングが登場してからは名犬一代記みたいなお話になるのだが、それも楽しいし、実際楽しんで読んだ。ただ冒頭の追跡シーンのこれからどうなっちゃうんだろう感はさすがにもう無かったなぁ。

 

 

Kindle】『首都水没』 土屋信行 

★★★★☆

これは珍しく今月買って今月読んだ一冊。東京の洪水への脆弱性を豊富な過去事例と、なぜそうなったのかを歴史的経緯を解説しているので非常にわかりやすかった。「東京ガス田」と言われるほど簡単に地下水からガスが採掘できたため、戦前からバンバン水を吸い上げて地盤沈下に繋がったとか全く知らんかった。河川工事周りの情報も、土の堤防が一番強いとか、右岸が切れたら左岸は切れないとか、幾度となく洪水に見舞われて来た地域の知恵が盛り込まれているのも良い。個人的にグッと来たのは著者がカスリーン台風の被災者を母親として持ち、その強烈な体験から幼少期に何度も実戦さながらの避難訓練をさせられた体験を語っていたところだ。こういう個人的体験のエピソードは非常に引きが強い。本書の前半ではデータ中心の啓蒙的文章が多めだったので、前半と後半で著者に対するイメージがだいぶ変わった。

 

【Bookwalker】『ちいかわ2』ナガノ

★★★★

購入のきっかけになった書評

nlab.itmedia.co.jp

でがっつり触れられているのだけど、これは「草むしり検定」のエピソードが秀逸すぎる。最後に問題集からクイズを出すように頼まれて、ハチワレが本で顔を隠すところが泣ける。この草むしり検定ネタはまだまだ引っ張るようで今後が楽しみ。ワンカップにおでんの汁とか、梅酒にクエン酸とか、酒飲みのおっさんのライフハック的なネタが挟まれているのも試してみたくなる。まあ私はお酒は飲まないんだが。

 

【大型本】『ワンダーガーデン生命の扉』ジェニー ブルーム , クリスティヤーナ・S. ウィリアムズ 

★★★☆

数年前のカドカワ株主優待で選択。自分では一番買わないタイプの本。熱帯雨林サンゴ礁、砂漠、森林、山脈と世界各地のさまざまな自然環境とそこで生きる動物を、独特の雰囲気の絵画で紹介した絵本。ペン画の挿絵に彩色したような背景に点描のような動物画が独特の雰囲気と迫力を生んでいる。文章もまるでその場に居るかのような想像を掻き立てる仕掛けに溢れていて、少し想像力を働かせれば熱帯雨林の喧騒や、砂漠に吹きすさぶ風や日差しを感じることが出来る。子供の情操教育に大変良さそう。ドイツの黒い森での探検記や、本書には登場するチワワ砂漠には居なさそうだけど、砂漠に生きるベドウィンの暮らしなどを綿密に描いた本が読みたくなった。そういった日常とかけ離れた自然環境へのロマンを培うには最適な一冊かもしれない。

 

Kindle】『ルドルフとイッパイアッテナ

★★★

ずいぶん昔にNHKで、クロネコヤマトのイラスト画みたいな絵柄の連続紙芝居シリーズみたいなのをやっていて、その時にいくつかのエピソードを見た。今調べると「母と子のテレビ絵本」というらしい。なかなか面白くてタイトルだけは覚えていた。ひょんなことから検索に引っかかっり、懐かしくて購入したという流れ。内容については、そういえばこういう話だったなぁという以上のものはない。NHKのテレビ絵本版がYoutubeに上がっていたので少し見たらナレーションの毒蝮三太夫が本当に名調子。これに当時聞き入っていたような気がする。